京口紘人が韓国でパラスと再戦!

　Treasure BOXING PROMOTIONは13日、第6回大会の組み合わせを発表した。試合は、5月11日(土)、韓国PARADISE CITY GRAND BALL ROOMで行われる。

　メインイベントでは、元世界2階級制覇王者の京口紘人(30=ワタナベ)が、IBF(国際ボクシング連盟)フライ級9位のビンス・パラス(25=比)とフライ級10回戦で対戦する。

　両者は、2018年5月にIBF世界ミニマム級王座を懸けて対戦。当時の王者京口が判定勝ちしている。約6年ぶりのリマッチとなる。京口にとって、世界を見据えた一戦となる。返り討ちを果たし、存在感をアピールするつもりだ。

　セミファイナルでは、OPBF東洋太平洋ミドル級王者の竹迫司登(32=ワールドスポーツ)が、同級5位のテイジ・プラタップ・シン(37=豪)を迎えて初防衛戦に臨む。

　竹迫が韓国のリングに上がるのは、これが2度目。昨年4月の試合では、世界ランカーのメイリン・ヌルスルタン(30=カザフスタン)に敗れているだけに、ここはしっかりと勝ち切りたい。

　元WBO(世界ボクシング機構)ミニマム級王者の谷口将隆(30=ワタナベ)は、ライトフライ級8回戦で元世界ランカーのジェイセバー・アブシード(29=比)と拳を交える。

　谷口は、昨年8月に堀川謙一(三迫)に判定勝ち。しかし、その試合で顎を骨折し、ブランクを作った。世界2階級制覇を目指す上で、内容が求められる。