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5月6日(月・祝)に東京ドームで、WBA(世界ボクシング協会)バンタム級チャンピオンの井上拓真(28=大橋)に挑戦する同級1位の石田匠(32=井岡)が21日、大阪市内の井岡ジムで会見を開いて、意気込みを語った。
石田が世界戦のリングに上がるのは、2017年10月に英国カーディフで当時のWBA世界スーパーフライ級王者のカリド・ヤファイ(英国)に挑戦して以来6年半ぶり2度目。
バチバチいく! クリンチはしない!
会見の席で石田は、「ソリス戦(2023年4月に行われた井上拓真とリボリオ・ソリス(ベネズエラ)の王座決定戦)を見たが、少しクリンチが多いイメージ。自分はクリンチをしない。東京ドームでの試合ですし、井上選手もバチバチにいくと言っているようなので、当日はバチバチにいきたい」と意気込んだ。
「必ずチャンスを掴む」
石田は「世界戦ができることは、ボクサーにとって幸せなこと。チャンスを作ってくれたチームに感謝したい。世界チャンピオンになるためだけを考えて、ここまでやってきた。悔しい思いもしてきた分、必ず勝つ」と念願の世界戦に気持ちを高めた。
会見に同席した井岡ジムの井岡一法会長は、「井上選手はアグレッシブで、気持ちが強いね。クリンチなしできたら、試合は面白くなる」と話すと、「これまでキツい練習を耐えて頑張ってきた。絶対に世界戦のチャンスが来ると信じてやってきた。以前よりメンタルが強くなって、練習でやっていることが試合で出せるようになった。当日はベストパフォーマンスを見せてほしい」とベルト奪取に期待を寄せた。
会見に同席した井岡ジムの井岡一法会長は、「井上選手はアグレッシブで、気持ちが強いね。クリンチなしできたら、試合は面白くなる」と話すと、「これまでキツい練習を耐えて頑張ってきた。絶対に世界戦のチャンスが来ると信じてやってきた。以前よりメンタルが強くなって、練習でやっていることが試合で出せるようになった。当日はベストパフォーマンスを見せてほしい」とベルト奪取に期待を寄せた。
「スピードでは絶対に負けない」
2月24日(土)に行われた井上対ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)戦は、「Prime Video」で視聴。石田は、「2〜3ラウンド見て、井上選手が勝つと思った。あとはKOになるか、判定になるかだけだなと思った。(井上選手は)遅くはないが、スピードは自分の方がある。絶対に噛み合う。打ち合ってくれたら願ったり叶ったり」と、王座奪取に自信を示した。
東京ドームに行くのは初めて
これまで東京ドームには一度も行ったことがないという石田。「自分は阪神タイガーズファンなので、甲子園球場にしか行ったことがない。野球を見るなら甲子園球場」と話し、報道陣を笑いに誘った。ヤファイとの一戦では、収容人数7万8千人のミレニアム・スタジアムで戦っており、「あの会場よりは大きくないでしょう」と、表情ひとつ変えなかった。
「関西を盛り上げる」
関西を盛り上げたい気持ちは誰よりも強い。「関西にも強い選手がたくさんいるが、自分が世界チャンピオンになることで、関西のボクシングを引っ張っていきたい」と東西日本人対決を心待ちにした。
「理想は後半TKO勝ち」
当日は、WBO(世界ボクシング機構)バンタム級5位の武居由樹(27=大橋)が王者のジェイソン・モロニー(33=豪)に挑戦する。その2日前の5月4日(土)には、IBF(国際ボクシング連盟)同級1位の西田凌佑(27=六島)が王者のエマヌエル・ロドリゲス(33=プエルトリコ)に挑む。WBC王者には、中谷潤人(26=M・T)が先月王座に就いた。バンタム級は日本を中心に回っている。石田は「まずは次戦を勝つこと。自分は誰とやっても負ける気がしない」と強気だ。
ここからがスタート
「得意のジャブで効かせて、レナード(シュガー・レイ・レナード=元世界5階級制覇王者)のように手数で押し切る。理想は後半TKO勝ち。世界チャンピオンになってからがスタート」と言葉に力を込めた。
ここからがスタート
「得意のジャブで効かせて、レナード(シュガー・レイ・レナード=元世界5階級制覇王者)のように手数で押し切る。理想は後半TKO勝ち。世界チャンピオンになってからがスタート」と言葉に力を込めた。