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那須川天心(25=帝拳)の3戦目の相手を務めるWBA世界バンタム級14位・WBO同級14位のルイス・ロブレス・パチェコ(25=メキシコ)が17日、初来日を果たした。
ロブレスと那須川は、1月23日(火)、エディオンアリーナ大阪で開催される「Prime Video Presents Live Boxing第6弾」のセミファイナルにて、54.8kg契約8回戦で対戦する。
メキシコから直行便で14時間かけて来日したロブレスと同行してきたのは、ナチョの愛称で知られる名伯楽イグナシオ・ベリスタイン氏、プロモーターのホワキン・アルビス氏、トレーナーのエリック・ペレス氏ら7名。ベリスタイン氏は、鼻の手術の影響で、ドクターストップがかかっていたため、ジョニー・ゴンサレス(メキシコ)と長谷川穂積氏の世界戦以来、約13年ぶりの来日となった。
那須川に関して、ルイス・グスマン(28=メキシコ)戦の映像で見たというベリスタイン氏は「キックの経験があり、体の強さがある。ボクシングも上手。試合になってみないとわからないが楽しみ」と静かに語ると「日本人のことは侮れない。心して試合に臨む」と付け加えた。
ロブレスがウクライナの首都キーウで開催された世界ユース大会に15歳で出場し、8位に入った後からトレーナーを務めている名伯楽ナチョは、「元WBC世界スーパーフライ級王者の故・ヒルベルト・ローマン(メキシコ)に似て、カウンターが上手く、テクニシャン」と愛弟子を紹介した。
8歳でボクシングを始め、アマチュア時代には100戦を少し超える試合を行い、負けたのは10試合程度というロブレスは、「ディフェンスからカウンターでチャンスを掴んで前に出て切り開く」と、自身のボクシングスタイルに自信を示した。
試合のオファーは3ヶ月前に受けたというロブレスは、メキシコのロマンサジムで練習してきた。
「KOを狙う。そのためにきた。那須川はサウスポーなので、苦戦するかもしれないが、乗り越えて勝ちたい」と笑顔を見せ、那須川もKOを狙っていると伝えられると「KOを狙ってきてくれた方がいい。ファンも喜ぶ。那須川は素晴らしい選手。素晴らしい試合になる」と、リラックスした様子で取材に答えた。