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[試合後談話]2023.11.4

ライト級最強挑戦者が決定!

 日本ライト級挑戦者決定戦が4日、後楽園ホールで開催された「第8回WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」で行われ、同級1位の三代大訓(28=横浜光)と同級2位の浦川大将(26=帝拳)がチャンピオンカーニバル出場を懸けて、ハイレベルな攻防を繰り広げた。
三代大訓(横浜光)が勝利!
 三代が攻守の幅の広さを見せて勝利した。ジャブを飛ばす浦川に対し、三代は真っ向から応戦すると、ジャブから左ボディを好打。さらに右オーバーハンドを叩きつけて、ペースを握った。5回、浦川はワンツー連打で反撃に転じたが、三代はジャブを軸にプレスをかけて攻勢。最終8回も左ボディを決めて、勝利を決定づけた。
「自分から距離を潰した」
 元OPBF王者の力を示した三代は「動きが硬くなったが、ポイントをピックアップして、最低限のところは守ろうと思って戦った。頭をつけにいったのは、開始30秒で噛み合い的に足を使ったら押し込まれるなと思ったので、苦肉の策で自分から(距離を)潰しにいった」と序盤の攻防を振り返った。
来年、日本王座初挑戦!
 次戦は、来年のチャンピオンカーニバルで王者の仲里周磨(27=オキナワ)対同級4位の村上雄大(23=角海老宝石)の勝者(12月24日、沖縄空手会館)に挑戦する。三代は「相手が強ければ強いほど、力を発揮する自信がある。今は充実してるので(どちらが相手でも)勝てる」と王座獲得を誓った。

 日本チャンピオンの仲里とは、2017年10月にA級トーナメント準決勝で対戦し、三代が判定勝ちしている。
「ずる賢く戦われてしまった」
 一方、悔しい敗戦となった浦川は「(戦前の)上手い印象とは違って、対峙すると良い意味でずる賢さを感じた。右ストレートは、ほとんど頭に当たり、効いてるのかわからなかったが、関係ないと思いながら、当たるパンチを続けて出した。しかし、最後まで顔に当てることができなかった。三代選手と対戦経験がある選手から『ジャブが見えない』と聞いていたが、立て続けにもらってしまった」と三代の強さを説明した。
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