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OPBF東洋太平洋フライ級王者の桑原拓(27=大橋)は、3月14日(火)に後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル.98」のメインイベント、フライ級8回戦でメキシコ同級王者のホセ・リバス(29=メキシコ)と対戦する。
昨年10月にジーメル・マグラモ(比)に判定勝ちし、2度目の挑戦で戴冠すると、世界ランキング入りを果たした。自主興行でメインイベンターを務める桑原は、「攻撃力がアップしたところを見てほしい」と拳を握りしめた。
昨年10月にジーメル・マグラモ(比)に判定勝ちし、2度目の挑戦で戴冠すると、世界ランキング入りを果たした。自主興行でメインイベンターを務める桑原は、「攻撃力がアップしたところを見てほしい」と拳を握りしめた。
攻撃力を強化!
「毎週、土曜日は満身創痍でジムに来ています」。午前中は野木丈司トレーナー(志成)が考案する階段ダッシュトレーニングで肉体を限界まで追い込み、その後は夕方からジムワークに臨む。
「細かいパンチをもらってしまうところがあるので気をつけていきたい。そして、チャンスに攻め切る嗅覚、攻撃力を強化していく」。アマチュア選手とのスパーリングでは、相手のパンチをブロックとステップワークでかわすと、鋭い踏み込みからダイナミックなパンチを打ち込み、これまで見たことのない攻撃を試していた。
「細かいパンチをもらってしまうところがあるので気をつけていきたい。そして、チャンスに攻め切る嗅覚、攻撃力を強化していく」。アマチュア選手とのスパーリングでは、相手のパンチをブロックとステップワークでかわすと、鋭い踏み込みからダイナミックなパンチを打ち込み、これまで見たことのない攻撃を試していた。
メキシカンと初対決
13戦目で、初めてメキシカンと拳を交える。試合映像を見た桑原は、「メキシコ人特有のリズムはあまり感じなかった。テクニシャンタイプではないか」。
前戦は、世界ランカーのマグラモに対し、集中力を切らすことなく、スピードと多彩なコンビネーションで完勝した。「相手の攻撃を止めることもできたし、自信につながった」。
前戦は、世界ランカーのマグラモに対し、集中力を切らすことなく、スピードと多彩なコンビネーションで完勝した。「相手の攻撃を止めることもできたし、自信につながった」。
「またユーリ選手と戦いたい」
日本王座を懸けて拳を交えた前日本フライ級王者のユーリ阿久井政悟(27=倉敷守安)が、2月4日(土)に世界前哨戦をクリア。現在、WBA世界フライ級1位で、世界初挑戦に期待が高まる。桑原は「以前は、爆発的な攻撃力が際立っていたが、安定感も出てきた。世界ランカーを相手に1ポイントも取られないのはすごいこと。刺激を受ける」。
「ユーリ選手には、世界チャンピオンになってもらい、自分が挑戦できれば」と阿久井へのリベンジを期す。
「ユーリ選手には、世界チャンピオンになってもらい、自分が挑戦できれば」と阿久井へのリベンジを期す。
「世界をアピールする」
「ここで変な試合をするわけにはいかない。圧倒的な差を見せて『桑原は世界に行ってもいいのではないか』と言ってもらえる試合を見せる。流れを見ながら明確に勝つ」。
「スピードやパワー、緩急をつけた攻撃を見てもらいたい」。進化を遂げた桑原に注目だ!
「スピードやパワー、緩急をつけた攻撃を見てもらいたい」。進化を遂げた桑原に注目だ!