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世界4団体統一戦に向けて調整を続けている井上尚弥(29=大橋)が24日、横浜の大橋ジムで、東洋太平洋バンタム級王者の千葉開(横浜光)を相手に、6ラウンドのスパーリングを実施。4、5回には数秒間、サウスポーにスイッチするシーンもあった。
■一問一答:井上尚弥
―千葉選手とのスパーは初めてですか?
「以前、ドネア戦前か、ディパエン戦前で1度やっていますね。今回は、月曜日と今日と今週2回。月曜も6ラウンドをやりました。千葉選手がどんなタイプかは分かっていましたね。今日のテーマは『触れさせない』。自分があえてもらうパンチや、触れさせるパンチはあったとしても、千葉選手が狙いにいったパンチは1発もないと思う。今日は、そのテーマ通りできたと思いますよ」
―以前は、4ラウンドが基本でした。長めのラウンドは、やはりバトラー対策ですか?
「そうですね。先週は6ラウンド、6ラウンド、10ラウンドでやりましたし。田中恒成選手の時だけ4ラウンドでしたが、走り込み合宿前も、8ラウンドをやったと思います」
―今後のスパーリング予定は?
「今週の土曜日には(同門の)山川とやります。月曜日は体調次第で、やれるならやろうとは思っていますね。明日のヤエトレ(八重樫東トレーナーのフィジカル)次第ですね(笑)。大体、2週間前になるとスパーリングはやっていないので、来週月曜日の28日が打ち上げになるかなと。そこからは桑原拓と拓真と、マスボクシングになると思います」
―今気にしていることは何ですか?
「あとは体重調整ですね。ちょっとしたこと。もうハードワークというのは、そんなにやらないと思います。あとは体調管理です」
―体調面で新しいことは導入していますか?
「八重樫さんにお願いして、ビタミン系とかを処方してもらっていますね。アミノ酸はザバスさんにお願いしています」
―来年、30歳を迎えますね。
井上「まだ、30歳ですけれど、ちょっと気を使いながらやっています」
―トップランク社の試合PR画像が公開されましたね。
井上「かっこよくていいんじゃないですか。気持ちは上がりますね」