注目! 小原佳太と小畑武尊が激突!

　三迫ボクシングジムは10日、日本ウェルター級王座統一戦、正規王者の小原佳太(35=三迫)対暫定王者の小畑武尊(24=ダッシュ東保)戦を発表した。

　試合は、10月11日(火)に後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」のメインイベントとして行われる。

　3度目の防衛に臨む絶対王者・小原と、大分から乗り込んでくる暫定王者の小畑が、真っ向から激突する!

　小原は、今年4月に防衛戦を予定していたが、右足を負傷したため中止。怪我も完治し、仕切り直しの一戦を迎える。

　現在、2団体(WBO9位、IBF14位)で世界ランク入りしている小原としては、ここを勝って海外で勝負したいところだ。

　小原が負傷したため、暫定王座決定戦が設けられ、王座に就いたのが小畑だ。巧みなディフェンス力と作戦遂行能力の高さを見せて、元王者の永野祐樹(帝拳→引退)を撃破した。

　下克上を起こしてきた小畑が、再び後楽園ホールのリングに上がる。

　セミファイナルでは、日本ライト級挑戦者決定戦、同級1位の仲里周磨(25=オキナワ)対同級2位の鯉渕健(26=横浜光)の一戦が行われる。

　仲里は、今年2月に保田克也(30=大橋)に判定勝ちし、再起に成功。挑戦権を掴むべく、沖縄から乗り込んでくる。

　鯉渕は、今年4月に向山太尊(23=ハッピーボックス)に4回TKO勝ちし、ランキング入りを果たした新鋭で、序盤からグイグイと攻め込む右ファイターだ。