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[公開練習]2019.12.11

拳四朗「足が僕の生命線」

 WBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級王者の寺地拳四朗(27=BMB)が11日、都内のジムで報道陣に練習を公開した。拳四朗は12月23日(月)に横浜アリーナで、元WBA(世界ボクシング協会)同級暫定王者でWBC同級12位ランディ・ペタルコリン(27=比)と7度目の防衛戦を行う。
 当初はIBF(国際ボクシング連盟)同級王者のフェリックス・アルバラード(ニカラグア)と王座統一戦を行う予定だったが、アルバラードがデング熱に感染し試合をキャンセル。急遽、サウスポー挑戦者に変更となったが、7月のV6戦で同じ左構えのジョナサン・タコニン(比)を4回TKOで退けた拳四朗は、「感覚はすぐに戻った。前回良い形で勝つことができたので、サウスポーに対して自信がある」と問題なしを強調した。
目指すは14度の日本最多防衛
 練習前の会見に同席した父の寺地永会長は、新たな挑戦者について「ボクシングもインファイトもできる変幻自在な選手。リングに上がってみないと噛み合うかは分からない」と警戒したが、「拳四朗は統一戦を考えながら14度の最多防衛を目指している。皆さんに認められる試合をして今年を締めくくりたい」と期待を寄せた。
力まずにやれば勝手に倒れるはず
 拳四朗も「ペタルコリンの左は伸びてくるイメージがある。意外にキレイなボクシングをするけど、やりやすいかな。普段通りに力まずコツコツと当てていけば、相手の心が折れる中盤から後半に倒せる」と必勝パターンに自信を示した。
新たなポーズは寺地のティー
 さらに、寺地会長は安定感抜群の王者に成長した息子を、「天才肌だと思われるかもしれないが、それは違う。アマチュアで実績を残してきたが、彼はプロになって開花した。勉強はダメだが、ボクシングに関しては頭が良い」と目を細め、少し照れた拳四朗も「打つタイミングもあるが、フィジカルを鍛え、着実にパンチは強くなっていると思う」と答えた。
距離を意識したミット打ち
 その後、練習に移った拳四朗は加藤健太トレーナーとのラケットを使ってのミット打ちで、前後の動きに加え、斜め、左右のステップワークを披露。「僕の場合は手よりも足を意識している。足があるからこそ手が出る。タテヨコの足の使い分けができるようになり、攻撃の幅が広がった」と独自の理論を説明した。
笑顔の裏に地道な練習がある
 これだけ細かく体重移動を繰り返すのだから、拳四朗の足の裏には豆ができて当たり前。豆をかばうとまた違う場所に豆ができ、試合前まではその繰り返しとなる。さらに動き続けるスタミナを支えるため、毎日2回、計16〜20キロのロードワークを欠かさない。普段見せる笑顔の裏には、痛みに耐えながら、地道な練習に取り組む拳四朗の姿があるのだ。

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