5月MVPは圧巻KOの栗原慶太

　東日本ボクシング協会は12日に5月度の月間賞を発表し、MVPにOPBF東洋太平洋バンタム級王者の栗原慶太(一力)を選出した。5月10日に後楽園ホールで行われた初防衛戦は、世界挑戦経験者の同級8位ワルリト・パレナス(比/森岡)が相手なだけに苦戦も予想されたが、蓋を開けてみれば開始20秒過ぎに右フックでノックアウト。電光石火の初回KO勝ちを飾り、堂々の受賞となった。

　また、敢闘賞には同じ日に行われた日本スーパーウェルター級タイトルマッチで新藤寛之(宮田)を6回終了TKOで破り、王座奪取に成功した松永宏信(横浜光)が、新鋭賞にはウェルター級6回戦で元日本同級王者の有川稔男(川島)を倒し返し、3回KO勝ちと番狂わせを起こした安藤暢文(高崎)が選ばれた。

2019.5月度月間賞(6/11選考)
■月間最優秀選手賞
OPBFバンタム級王者
栗原 慶太(一力)
対象試合:5/10 後楽園ホール
OPBFバンタム級タイトルマッチ
1回KO勝ち
対戦相手:同級8位
ワルリト・パレナス(比/森岡)

■月間敢闘賞
日本Sウェルター級新王者
松永 宏信(横浜光)
対象試合:5/10  後楽園ホール
日本Sウェルター級タイトルマッチ
6回終了TKO勝ち
対戦相手:前王者
新藤 寛之(宮田)

■月間新鋭賞
安藤 暢文(高崎)
対象試合:5/14 オープン6回戦
3回KO勝ち
対戦相手:日本ウェルター級8位、元日本同級王者
有川 稔男(川島)
 
■表彰式:2019.7.12(金) 後楽園ホール「A-Sign.Bee」