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[前日計量]2016.11.22

勤労感謝の日は大阪でタイトル祭り

 23日(水・祝)に大阪・住吉スポーツセンターで開催される「You will be the champion 6/Art of Boxing3」のメインイベント、OPBFスーパーウェルター級タイトルマッチ、王者の細川貴之(31=六島)対同級11位大石豊(31=井岡弘樹)
 セミファイナルのWBCユースバンタム級タイトルマッチ、王者の丸田陽七太(19=森岡)対同級10位ジョー・テホネス(フィリピン)
 OPBFミドル級タイトルマッチ、王者ドゥワイト・リッチー(24=オーストラリア)対同級1位太尊康輝(23=六島)
 WBOアジア・パシフィックスーパーフライ級王座決定戦、同級3位インタノン・シッチャモアン(29=タイ)対同級4位向井寛史(30=六島)
 WBOアジア・パシフィックフライ級王座決定戦、同級4位木村翔(27=青木)対同級5位坂本真宏(25=六島)の前日計量が大阪市内のホテルで行われた。
左:細川 右:大石
 タイトル2度目の防衛戦となる細川はリミットちょうどの69.8kgでパス。「ここにきて調子が上がっている。体調も体重もバッチリなので明日はキッチリ勝ちます」と仕上がりの良さに自信の表情を見せた。
 19戦目での大きなチャンスに闘志を燃やす大石は100gアンダーの69.7kgで一発クリア。「体調はボチボチです。リングの上で証明するだけです。明日はよろしくお願いします」と目を輝かせた。
左:丸田 右:テホネス
 プロ4戦目にして早くも挑戦者を迎え撃つ形となる丸田は300gアンダーの53.2kgで秤を降りた。「ビックリするぐらい体調が良い。体重もいつも通りで自信があります。スピードのあるボクシングを見せます」と落ち着いた口調で語った。
 一方、これが初来日となるテホネスは600gアンダーの52.9kgでパスした。「体調はベリーグッド。ストロングなチャンピオンだが明日はベルトを獲りにいく」と意気込んだ。
左:太尊 右:リッチー
 6月に王座を奪って以来の試合となるリッチーは300gアンダーの72.2kgでクリア。「日本も2回目だし気候も良いね。相手は少し背が高いみたいだけど、僕はチャンピオンとしてしっかりベルトを守るだけ。自信はあるので明日の試合を楽しみにしていてほしい」とコメントを口にした。
 昨年11月以来 、2度目のタイトル挑戦となる太尊はリミットちょうどの72.5sでパス。計量が終わり安どの表情を見せた太尊は「相手は調子が良さそうだけど自分の方が絶対に上です。明日は絶対に俺が勝ちます。ガチで勝つ。それしか考えていない」と言葉に力を込めた。
左:インタノン 右:向井
 これがタイトル5度目の挑戦となる向井はリミットちょうどの52.1kgで一発クリア。「めっちゃ調子良いですね。バンタム級の時は減量で余裕こいたからしんどかっただけですね。明日は良い内容で勝ちます」とベルト奪取を誓った。
 4月に当時WBA世界スーパーフライ級王者の河野公平(35=ワタナベ)の持つ王座にアタックして以来2度目の来日となるインタノンもリミットちょうどの52.1kgで計量を終えた。「減量はきつかったけど、今朝リミットに達したのでホッとしている。明日は練習してきたことを出すだけ」と時おり笑顔を見せながら意気込みを語った。
左:木村 右:坂本
 リミットちょうどの50.8kgでクリアした木村は現在12連勝中と好調をキープしている。「体調はバッチリ。相手は全勝の選手だが戦い甲斐がある。明日はしっかりベルトを巻きます!」とリラックスした表情を見せた。
 昨年の全日本フライ級新人王で初のタイトル戦となる坂本は200gアンダーの50.6kgで 秤を降りた。「良い感じにきた。減量は最後の2日間はしんどかったですけどいつも通り。明日はベルトを獲ります!」と決意を口にした。

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