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ワタナベジムの大黒柱、元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志(36)が復帰に向け意欲を示した。内山は31日、東京・大田区総合体育館で開催されたジム後輩の河野公平(35)と田口良一(29)のダブル世界戦のテレビ解説にゲストとして登場。
後半に追い上げた河野だが…
暫定王者ルイス・コンセプション(パナマ)に判定負けし、3度防衛したWBA世界スーパーフライ級王座を失った河野には、「足を使うだけじゃなく、もっと攻めて相手を疲れさせていれば…。だが、それ以上に相手のパンチとプレッシャーがあったのかも知れない。もったいなかったが、よくやりましたよ」と労いの言葉を掛けた。
田口は大差でV4に成功
また、2階級制覇を目指す宮崎亮(井岡)に最大10ポイント差をつける判定勝ちを収め、4度目の防衛に成功したWBA世界ライトフライ級王者の田口には、「ワンサイドの内容でしたね。チャンピオンとしての強さが出た試合でした。彼が10代の頃から知っていますが、よく成長したと思いますよ。凄く強くなりました」と賞賛した。
試合後の田口と内山
前日の一部報道で、4月の統一戦で内山からスーパー王座を奪取したジェスレル・コラレス(パナマ)とコンセプションが同じプロモーターということもあり、渡辺均会長とコラレス陣営の間で再戦が内定。大晦日に行われる方向で進んでいると報道されたが、内山は具体的な話はないと否定。だが、「負けたまま辞めるつもりはない。今日の試合を見て、みんなの前で戦うビッグマッチはいいなと感じた。やはりチャンピオンでいることが自分の仕事」と、敗戦から4ヶ月にして初めて復帰を明言した。