荒川仁人のV1戦は9/24

　4月に敵地・京都で日本ライト級王座の奪取に成功した荒川仁人(34=ワタナベ)の初防衛戦が決定した。試合は9月24日(土)の後楽園ホールで日本同級7位の塚田祐介(27=吉祥寺鉄拳8)を迎え行われる。

　かつて日本と東洋太平洋同級王座を制覇し、海外で世界戦のリングを経験した荒川は国内復帰後、昨年の最強後楽園にエントリー。同級1位の杉崎由夜(角海老宝石)を下し、チャンピオンカーニバル挑戦権を手にした。京都・島津アリーナで日本王者の徳永幸大(Woz)に挑んだサウスポーの荒川は、前半までに2度のダウンを奪うと後半の打撃戦でも王者を突き放し判定勝ち。5年ぶりとなる日本王座返り咲きに成功し、古豪復活をアピールした。

　一方、挑戦者の塚田は今回がタイトル初挑戦。長身から繰り出す左右の強打とスピードを武器に一時はライト級3位につけたが、昨年12月のランカー戦で日本スーパーフェザー級8位の高畑里望(ドリーム)に2回TKOで敗れ、ランキングを落とした。しかし、9ヶ月ぶりの再起戦でチャンス到来。古豪をどう攻略するのか見ものだ。