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前WBC世界ミドル級王者サウル・カネロ・アルバレス(25=メキシコ)の次戦は9月17日に予定されているが、その相手がWBO世界スーパーウェルター級王者のリアム・スミス(27=英)に決まった。試合はスミスの持つ王座にアルバレスが挑戦するかたちで行われる。
サウル・アルバレス
試合はアルバレス側のゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)とスミス側のフランク・ウォーレン・プロモーターが共催するかたちとなり、HBOテレビのペイ・パー・ビュー(有料視聴)で全米に生中継される。開催地に関しては米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナ、T-モバイル・アリーナのほかテキサス州ダラスも候補に挙がっているが、最終的にはラスベガスに落ち着くとみられている。7月18日に26歳になるアルバレスは49戦47勝(33KO)1敗1分。「KOのパワーを持った手強いWBOスーパーウェルター級王者と戦うことになった。ファンの期待に沿った戦いになると思う。9月17日に勝利を握れるように懸命にトレーニングする」と意気込みを口にしている。
リアム・スミス
一方、7月27日に28歳になるスミスは24戦23勝(13KO)1分と無敗で、昨年10月の戴冠試合と2度の防衛を含めて8連続KO中と勢いがある。こちらも「米国でビッグネームを相手に防衛戦をするので有名になるだろう。それはボクシングを始めたころからの夢でもあるんだ。十分な準備をして勝ってベルトをリバプールに持ち帰るよ」と自信をみせている。
ゲンナディ・ゴロフキン
なお、アルバレスにはゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/米)との頂上決戦の期待がかかっているが、その試合は来年秋が有力視されている。