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IBF世界クルーザー級2位決定戦、3位のムラト・ガシエフ(22=露)対10位のジョーダン・シンメル(27=米)の12回戦は17日(日本時間18日)、米国ミネソタ州カールトンで行われた。
試合は初回終盤に放ったガシエフの左フックで決した。これを浴びてダウンしたシンメルは立ち上がって続行の意思を示したが、レフェリーはカウントを10まで数え上げた。ガシエフは24戦23勝(17KO)1無効試合。IBF王座はビクトル・ラミレス(亜)が保持しているが、21日にWBA王者デニス・レベデフ(露)との統一戦に臨むことになっている。ガシエフの出番はその結果に左右されることになりそうだ。敗れたシンメルは22戦20勝(16KO)2敗。前座にはIBF世界ライト級王者ランセス・バルセレミ(キューバ/米)の弟、26歳のレドゥアン・バルセレミ(キューバ/米)がスーパーフェザー級6回戦に出場、ラファエル・エドゥアルド・レイジェス(メキシコ)に2回TKO勝ちを収めた。バルテレミは10戦全勝(6KO)。2回終盤に足首を痛めて続行不能に陥ったレイジェスは15戦7勝(6KO)8敗。