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3階級制覇の実績を持つアブネル・マレス(29=メキシコ/米)と、2階級制覇を成し遂げているWBC世界スーパーバンタム級王者レオ・サンタ・クルス(26=メキシコ/米)の注目ファイトは8月29日、米国カリフォルニア州ロサンゼルスのステープルズ・センターで行われる。試合決定を受け、マレスとサンタ・クルスが15日、試合地のロサンゼルスで会見に臨んだ。
レオ・サンタ・クルス
会見は一般にも公開するかたちで屋外で行われた。3歳上のマレスはバンタム級、スーパーバンタム級でサンタ・クルスよりも先に戴冠を果たしており、そういう意味では先輩格といえる。かつて30ラウンドほどのスパーリングも経験しているという。そのマレスは「サンタ・クルスはCクラスの選手とばかり戦ってきたが、最近はAレベルの相手と戦うようになった。私は本当のAレベルの選手がどう戦うのかを教えるつもりだ。彼とは30ラウンドほどスパーリングをしたことがあるが、私はスパーリングでは手の内を明かさないんだ。皆さん、試合を見逃さないように」と、先輩としての意地と自信を口にした。これに対し3階級制覇への足掛かりにしたいサンタ・クルスは「これは戦争だ。彼とは以前から戦いたいと思っていた。勝つためにベストの準備をするつもりだ」と、こちらも意気込みを語った。戦績はマレスが29勝(15KO)1敗1分、サンタ・クルスが31戦30勝(17KO)1分。オッズは20対19でマレス有利と出ている。