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WBA、IBF、WBO3団体統一世界ヘビー級王者ウラジミール・クリチコ(38=ウクライナ)が4日、4月25日に米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)で行われるブライアント・ジェニングス(30=米)との防衛戦を前に挑戦者と一緒に会見に臨んだ。
クリチコ弟&ジェニングス
クリチコは06年4月にIBF王座を獲得後、これが実に18度目の防衛戦となる。直近の3戦ではWBA、WBO、IBFと続けて指名戦で圧勝している。3月25日で39歳になるが、まだまだ衰えはみられない。米国での試合は08年2月以来、7年ぶりとなる。会見では、今回の相手ジェニングスがWBCの指名挑戦権を捨てて自分に挑むことについて触れ「彼は私が最も弱い相手だから選んだのか、それとも最も強いから選んだのか、どちらなのだろうか。私はチャンピオンとして彼にとって悪い男だといわねばならない。そう、私はボクシングの世界では最も悪い男なんだ」と話し、会場を和ませた。これに対しジェニングスは「4月25日に歴史がつくられるだろう。いずれにしても私か彼か、どちらかがKOで負けることになる。それが私ではないと信じている」と話した。戦績はクリチコが66戦63勝(53KO)3敗、ジェニングスは19戦全勝(10KO)。チケットは1000ドル(約11万8000円)、600ドル(約7万800円)、300ドル(約3万5400円)、200ドル(約2万3600円)、100ドル(約1万1800円)。オッズは12対1でクリチコ有利と出ており、ジェニングスの勝利には8倍の配当がついている。