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4階級制覇の実績を持つノニト・ドネア(30=比/米)と、元2階級制覇王者ビック・ダルチニャン(37=アルメニア/豪/米)の6年ぶりの再戦が11月9日に行われる。その発表会見が18日、試合地となる米国テキサス州コーパスクリスティで両者同席のもと行われた。
11/9(日本10日)テキサス州コーパスクリスティでゴング
ドネア対ダルチニャンは既報のとおりローマン・マルチネス(プエルトリコ)対ミゲール・ガルシア(米)のWBO世界スーパーフェザー級戦、バーネス・マーティロスヤン(アルメニア/米)対デメトリアス・アンドラーデ(米)のWBO世界スーパーウェルター級王座決定戦とともにトリプル・メインとして行われる。
ドネア対ダルチニャン
会見に出席したダルチニャンは宿敵を前にして積年の恨みを抑えきれなかった様子だ。「6年前、私はドネアに敗れた。無名だった彼を有名にさせてしまった。でも、今度は私が彼を破壊する」。これを聞いて普段は温厚なドネアも黙ってはいない。「時間が経てば憎しみも薄らぐかと思ったけれど、そうではなかった。あなたが私を滅ぼすというのならば、こちらも言わせてもらう。私は10倍にしてお返しする」。
マルチネス対ガルシア
また、ドネアのステーブルメイトでもあるガルシアは「もう一度、世界チャンピオンになることを確信している」と自信を口にした。このところ苦しい試合が続いているスーパーフェザー級王者のマルチネスは「この試合が厳しい戦いであることは分かっている。しかし、彼を打ち負かして勝利をつかんでみせる」と、こちらも強気のコメントを発した。