S.フライ級バムとカフが2団体統一戦

　WBC世界スーパーフライ級王者ジェシー・“バム”・ロドリゲス(25=米国)と、WBO同級王者プメレレ・カフ(30=南アフリカ)の世界王座統一戦が、日本時間の20日、米国テキサス州フリスコで開催された。

　サウスポーのWBC王者ロドリゲスは、試合開始直後から積極的に距離を詰め、プレッシャーをかけていく。対するWBO王者ファムレレ・カフは、ガードを固めながら様子を探る展開に。しかし、中盤から更にロドリゲスは多彩なブローを放ち、カフをロープ際に釘付けにした。そして迎えた10回、ロドリゲスが右フックを効かせて猛攻を仕掛けると、レフェリーが試合をストップ。ロドリゲスが10回2分7秒TKO勝利で、2冠王座を統一した。

　この勝利により、ロドリゲスは次戦として、2025年11月22日、サウジアラビアでのWBA世界スーパーフライ級王者フェルナンド“プーマ”マルティネス(34歳=アルゼンチン)との3団体統一戦に臨む予定となっている。