スーパーフライ王座統一戦! バムが登場!

　WBC世界スーパーフライ級王者ジェシー・“バム”・ロドリゲス(25=米国)と、WBO同級王者プメレレ・カフ(30=南アフリカ)の世界王座統一戦が、日本時間の7月20日に米国テキサス州フリスコで開催される。

　試合を前日に控えた19日(日本時間)、公式計量が行われ、両王者は規定体重を一発でクリア。注目の一戦を前に、計量台の前で鋭い視線を交わした。

　スーパフライ級リミット52.1kgをWBC王者ロドリゲスは、100gアンダーの52.0kgでパス。対するIBF王者カフは、ジャスト52.1kgでパスした。

　計量後にカフは挑発気味に「彼の地元ファンの前で判定は難しい。だから、彼の頭を狙う」と明言。それに対してロドリゲスは、「話は明日を見てからにして欲しい。特別なプレッシャーはない。9歳からずっとこの道を歩んでいる」と冷静に返答した。

　ロドリゲスが勝利した場合、11月22日にサウジアラビアで開催される「RING IV」において、WBA世界同級王者フェルナンド・マルティネス(34=アルゼンチン)との統一戦が内定している。一方、カフにとっても勝利すれば、自身がその舞台に参戦する可能性を秘めており、両世界王者による熱戦に期待が高まっている。