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IBF(国際ボクシング連盟)フライ級王座決定戦が日本時間10日、メキシコの首都メキシコシティで開催され、大橋ボクシングジムの契約選手で同級3位のデーブ・アポリナリオ(25=フィリピン)が初の世界戦を迎えた。ベルトを競ったのは、同級1位のアンヘル・アヤラ・ラジザバル(24=メキシコ)。全勝対決に注目が集まった。
アヤラがKOで世界初載冠
序盤から攻め込んだのは、サウスポーのアポリナリオ。プレッシャーをかけて攻め込むと、アヤラはカウンターを狙う展開となった。4回に入ると、アヤラがボディを軸に攻めて、次第にペースを奪い返した。そして迎えた6回、アポリナリオはアヤラの右ボディを喰らうと、一呼吸を置いてキャンバスに膝をついた。再開後、一気にチャージしたアヤラは、再びボディを効かせて強烈な連打を上下に打ち込み、再び右ボディでダウンを奪うと、カウントアウト。アヤラが6回2分12秒KO勝利で新王者となった。