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WBC世界バンタム級王者決定戦が日本時間の30日、米国・ラスベガスのT-モバイル・アリーナでで行われ、チャンピオン返り咲きを目指すノニト・ドネア(40=比/米)と、世界初挑戦のアレハンドロ・サンティアゴ・バリオス(27=メキシコ)が拳を交えた。
サンティアゴが判定で初世界王座獲得
共に探り合いから入った初回、ドネアがタイミングを見て右ストレートを伸ばせば、サンティアゴはジャブから入る。3回にはドネアが得意の左フックをカウンターで効かせた。中盤からは、機動力で上回るサンティアゴがプレスを強め、攻め込んで行った。7回、偶然のバッティングでサンティアゴが左目尻をカットするも、ガンガン攻め込み、10回にはサンティアゴが右ストレートをヒット。打ち合いは終始続き、サンティアゴが攻勢に出る中で、最終回のゴング。判定は、サンティアゴが3-0(115-113、116-112×2)で初の世界王座を獲得した。