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WBA(世界ボクシング協会)ミニマム級タイトルマッチ、王者サムマヌーン・ニヨントロン(ノックアウト・CPフレッシュマート 26=タイ)対挑戦者同級1位レイ・ロレト(26=比)の12回戦は15日、タイのチョンブリで行われた。14年10月に暫定王座を獲得してから2年9ヵ月、サムマヌーンが7度目の防衛を果たしたのか、それともこのところ7連勝、6連続KO勝ちのロレトが番狂わせを起こしたのか。
〇サムマヌーン・ニヨントロン(タイ)
12回判定(3対0)
×レイ・ロレト(比)
試合はスタートから軽量級らしい小気味いいパンチの交換となったが、主導権は地元のサムマヌーンが握った。途中から左目が腫れた王者だが、それが大勢に影響を及ぼすことはなかった。スピーディーで手数の多い試合は、島川威ジャッジともうひとりが117対110、残るひとりも115対113と採点、サムマヌーンの勝利となった。7度目の防衛を果たしたサムマヌーンは16戦全勝(7KO)、ロレトは37戦23勝(15KO)14敗。