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前WBA、WBC世界スーパーウェルター級王者サウル・カネロ・アルバレス(24=メキシコ)と、元世界ランカーのジェームス・カークランド(30=米)の12回戦は5月9日、米国テキサス州ヒューストンで行われる。2ヵ月後の試合に先立ち、両者が会見に臨んだ。
サウル•アルバレス
13年9月にフロイド・メイウェザー(米)に敗れて世界王座を失ったアルバレスは、その後はアルフレド・アングロ(メキシコ)、エリスランディ・ララ(キューバ/米)を相手に勝利を収めている。ララ戦では存在感を示すことができなかったため、今回の試合では豪快なKOがノルマといえそうだ。会見に臨んだアルバレスは「テキサスに来るたび、自分の家のように感じている。カークランドはとてもパワフルで危険な相手だと思っている。でも私もパワフルで攻撃的なので、この試合は壮絶なものになるだろう」と、激闘を約束した。13年12月以来の試合となるカークランドは「人生の分岐点なので、全力を出すつもりだ。ファンに健在ぶりを示したい」と、こちらも意気込みを口にした。試合はミニッツ・メイド・パークで行われ、チケットは350ドル(約4万2000円)、150ドル(約1万8000円)、100ドル(約1万2000円)、50ドル(約6000円)、25ドル(約3000円)、10ドル(約1200円)の6券種。戦績はアルバレスが46戦44勝(31KO)1敗1分。今月19日に31歳の誕生日を迎えるサウスポーのカークランドは33戦32勝(28KO)1敗。