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大晦日に東京・大田区総合体育館で開催されるスーパーフェザー級のダブル世界戦の一方の主役、WBC王者の三浦隆司(29=帝拳)が29日、挑戦者同級2位ダンテ・ハルドン(25=メキシコ)とともに都内のホテルで調印式、記者会見、ルール会議に臨んだ。2度目の防衛を目指す三浦は「自分がKOで勝つところしか浮かばない」と、揺るぎない自信を感じさせた。
※三浦対ハルドン、内山高志(ワタナベ)対金子大樹(横浜光)のスーパーフェザー級ダブル世界戦は31日(火)、午後9時半からテレビ東京系で放送される。
※三浦対ハルドン、内山高志(ワタナベ)対金子大樹(横浜光)のスーパーフェザー級ダブル世界戦は31日(火)、午後9時半からテレビ東京系で放送される。
俺がノックアウトする
後段に挑戦者が控えているなか、コンディションや心境を聞かれた三浦は「体調はいいです。いますぐでも戦える状態です。自分がKOで勝つところしか浮かばないので、俺がKOで勝ちます」と早々にKO宣言をした。笑みこそ浮かばなかったが、戴冠試合で4度のダウンを奪い、メキシコでの初防衛戦でも2度のダウンを奪っている自信が十分に感じられた。
グローブチェック
これに対し27戦24勝(20KO)3敗という高いKO率を誇るハルドンは「100%の調整をしてきたので100%の自信がある。KOでも判定でも勝つことを第一に考えて試合に臨みます。当日のリング上は戦争になるでしょう」と乱戦を予告。
調印する三浦
しかし、これを聞いた三浦は「12ラウンドもいらないし、自分は戦争とも思っていません。自分が爆弾を仕掛けるだけです」と無表情のまま応じた。ハルドンも「リング上ではサプライズが起こるよ」と、王者をけん制して会見を終えた。
ジャッジの三人
レフェリーはレン・コイヴィスト氏(カナダ)が務め、ジャッジはノパラット・スリチャロン(タイ)、マウロ・ディフィオーレ(米)、キャシー・レナード(米)の三氏が務める。試合はWBCルールに則って行われるため、ノー・スリー・ノックダウン制が採用される。また、4回と8回終了時に採点を発表するオープン・スコアリング・システムが採られる。
ダブル世界戦