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五輪2連覇や世界選手権3度優勝など、数々の偉業を成しとげてきた“中国の至宝”、ゾウ・シミン(鄒市明=中国・貴州)が2月4日、マネージメントをサポートする妻を引き連れ、北京首都国際空港からロサンゼルスへ旅立った。アメリカでのトレーニングは、4月6日のデビュー戦の2週間前まで行うという。空港で待ち構えていた報道陣に、ゾウは「両親に息子を預けることだけは寂しいが、心身は充実している」と語った。31才という遅咲きの再スタートながら、中国メディアの注目度は高い。その一方で、ネット上では国内のボクシングファンたちが「世界最強になる!」「いや、あんな逃げ腰戦法じゃ無理だ!」など、評価を両極端に割り、収集のつかない激論をかわしているという。賛否両論のボクシングスタイルを持つゾウだが、才能は文句なし。プロの本場アメリカでのトレーニングが、何らかの影響をもたらすかも知れない。