[世界戦発表会見]2026.9.29
石井武志が85日で再出陣! 初防衛戦で衝撃を呼ぶ!
WBA(世界ボクシング協会)ミニマム級王者の石井武志(26=大橋)の初防衛戦が29日、横浜ベイシェラトンで開かれた記者会見で発表された。
石井は、11月26日(木)、EBARA WAVE おおた(大田区総合体育館)で開催される「NTTドコモ Presents Lemino BOXING」のセミファイナルで初防衛戦に臨む。対戦相手は現在調整中となっている。
9月2日の王座決定戦で、初回1分5秒の鮮烈なKO勝ちを収めてタイトルを獲得。日本人最速となる世界戦KO記録を打ち立てたミニマム級の強打者が、前戦からわずか85日で再び世界戦のリングに立つ。
衝撃の戴冠劇を演じた石井が、今度は王者としてその真価を問われる。
短期間での再出陣となるが、石井は「短い期間での試合だと言われるかもしれないが、早くやりたかったので、試合を組んでくださった大橋会長に感謝している。世界チャンピオンになり、人に見られることが増えて、より強くなりたいという思いが強くなった」と、早期の初防衛戦を歓迎した。
王座獲得の余韻に浸るつもりはない。試合後は1日だけ休み、2日後には練習を再開した。世界王者となったことで注目度が高まる中、すでに次の戦いへ向けてアクセルを踏み込んでいる。
コンビを組む八重樫東トレーナーは、「技術力を上げていきたい。次戦はこれまでと違った石井を見せられる」と、さらなる進化に手応えを示した。
石井も「僕のスタイルに必要な技術に取り組んでいる」と語り、持ち前の攻撃力に新たな武器を加えていることを明かした。
前戦では、破壊力抜群の左ボディで衝撃的なKO勝ちを収めた。それでも、「次も初回から自分の仕事をするだけ。判定勝ちでもいいと思っている」と、KOだけを追い求める考えはない。強打に頼らず、試合の流れを支配して勝ち切る王者へと変貌を遂げようとしている。
そして、「当日はミニマム級らしくない試合を見せたい」と力強く宣言。軽量級のイメージを覆す迫力と破壊力で、大田区のリングを揺らす構えだ。
9月27日(日)には、松本流星(27=帝拳)がWBO世界ミニマム級暫定王者に輝いた。会場で観戦していた石井は、「率直に強いなと思いましたし、支配する力を持っている」と、新たに誕生した同じ階級の世界王者の実力を認めた。
今大会では、キックボクシング時代から尊敬している前WBO世界バンタム級王者の武居由樹(30=大橋)と初めて競演する。武居が「武志の背中を追いかけていきたい」とコメントしたことを受け、石井は「自分は武居さんにそんな偉そうなことは言えない。武居さんと同じ日に試合だと聞いて、一つのモチベーションになった。一緒に勝ちたい」と語った。
世界を驚かせた戴冠劇から85日。さらに強く、さらに激しく――。石井が王者として迎える初防衛戦で、再びミニマム級の常識を打ち破る。
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