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WBA(世界ボクシング協会)ミニマム級2位の石井武志(26=大橋)が14日、横浜市内の大橋ジムで練習を公開した。
石井は9月2日(水)、横浜BUNTAIで開催される「NTTドコモ Presents Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ」に出場。セミファイナルで同級3位のウィルフレッド・メンデス(29=プエルトリコ)と、空位となっているWBA世界ミニマム級王座を争う。

練習前の会見に同席した北野良トレーナーは、「いいところを伸ばしてきた。フィジカル最初から強かったが、世界レベルに成長している」と、石井のストロングポイントを強調した。
大橋ジムから6人目の世界チャンピオン誕生に期待を寄せる大橋秀行会長は、石井が自身の現役時代と同じ階級、同じベルトを目指すことになったが、自身が現役時代に籍を置いたヨネクラジムは、5人の世界チャンピオンを輩出した名門ジム。「目標だったが追い抜く時が来た。なんとしてでも勝たせたい」と、熱い気持ちを伝えた。

ベルトを懸けて対戦するウィルフレッド・メンデス(29=プエルトリコ)に関して石井は、「ポイントゲームが上手いので、思い通りになるには難しいが、そこを壊していく。むしろ得意なタイプ」と、公式戦では初となるサウスポーとの対決にも自信を示した。
フィジカル面の強化にも確かな手応えを感じている様子で、「全身の瞬発力、スタミナともに、いいレベルにきている」と述べた。

ジュニア世代から勝ち上がってきたアマチュアエリート出身ではない、俗にいう“プロ叩き上げ”の石井だが、「ジュニアからやってなくても、世界に行けるところを見せることに価値がある」と、中谷潤人(28=M.T)以来、10年ぶりに新人王から世界王者へと、プロの王道を歩んできた。

大橋会長は、石井との出会いについて、「横浜駅に行って、武居由樹の紹介で会った。『この階級で世界を目指すなら全部KOで勝たないとダメだ』と言ったのを覚えている。プロ叩き上げを世界チャンピオンにするのは、自分にとっても醍醐味」と述べ、スパーリングではジムの他の選手に負けながらも、ジム内の競争で勝ち抜いてきた石井の成長を称えた。






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