[試合後談話]2026.5.29
山内涼太が再起戦で存在感! 復活懸けた一戦

日本フライ級4位の山内涼太(31=角海老宝石)が29日、後楽園ホールで開催された「KADOEBI.5&DANGAN」のメインイベントに出場。51.5s契約8回戦でナタノン・トーンチャイ(20=タイ)と対戦した。
昨年9月以来の再起戦。タイトル戦線への返り咲きを目指す山内にとって、ここは絶対に落とせない一戦だった。積極的なプレスと持ち味の攻撃力をどこまで発揮できるのか。再起を懸けたリングに大きな注目が集まった。
山内がジャブを突きながらプレスをかけるのに対し、ナタノンは上体の柔らかさを活かし、コンビネーションで対抗。3回、山内は右ストレートで効かせると、パンチをまとめて左ボディでダウンを奪取。再開後、左ボディでキャンバスに沈めた。
連敗脱出に成功した山内は「ずっと負けていて、会長や阿部さん(阿部弘幸トレーナー)、応援してくれる人たちに申し訳ないと思っていたので、まずは勝てて良かった」と安堵の表情を浮かべた。
昨年9月に井上夕雅(26=真正)に8回TKO負けを喫し、タイトル戦線から遠ざかっていた山内。しかし、「小國さん(小國以載)の試合を見て刺激をもらった。心が折れている場合じゃない。結果で恩返しをしないといけない」と再起を決意。復活への思いを胸にリングへ上がっていた。
再起戦に向けては「自分はディフェンスが悪いので、いかに攻撃につなげることができるかを意識した。鼻に一発もらったが、落ち着いて戦うことができた。今日は少しだけ練習の成果を出すことができた」と手応えを口にした。
さらに「これからも一戦一戦落とすわけにはいかない。勝ちを積み重ねていく」と前を見据えた。
一方、KO負けしたナタノンは大粒の涙を流しながら「勝てると思っていたが、ボディが効いてしまった。顔面で倒されるより悔しい」と肩を落とした。
それでも「今後も日本で試合をしたいが、もっとしっかり練習しないといけない」と、前向きな言葉を残した。
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