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元世界2階級制覇王者で、軽量級を長年牽引してきた現役レジェンド、ファン・フランシスコ・エストラーダ(35=メキシコ)を9回終了TKOで下し、WBC(世界ボクシング評議会)世界バンタム級挑戦権を獲得した那須川天心(27=帝拳)が12日、都内の帝拳ジムで一夜明け会見を開いた。
那須川は昨年11月、WBC世界バンタム級王者決定戦で井上拓真(30=大橋)と対戦するも判定で敗戦。再起戦となった昨夜の大一番で、自らの力で2度目の世界挑戦のチャンスをつかみ取った。
試合後、周囲のサポートに感謝の思いを口にした那須川は、自信と安堵の表情をのぞかせた。

穏やかな表情で会見の席に着いた那須川は、「選手としても男としても成長できた1日だった」と語った那須川は、「エストラーダという偉大な選手がいたからこそ、いい試合ができた。感謝しかない」と敬意を示した。
試合については「10ラウンドはあっという間だった。勝って生き残れたのが大きい」と振り返り、「これまではお客さんのために戦っていたが、今回は自分のためだけに戦えた。それが一番のポイント」と精神面の変化を明かした。
中でも手応えとして挙げたのがボディ攻撃だ。「狙っていたし、自分のパンチで効かせられた。特にバッティングの際に入ったボディはダメージが大きかったと思う」と語り、「自信につながった」とうなずいた。
会見に同席した浜田剛史代表も、試合前の控え室でも、ほとんど話すことがなかった天心の集中力の成長を認め、「これまでは、センスの良さでやってた。相手が来たら綺麗に外していたが、昨日は完全に打ち合って勝った。リスクを背負った。口数は少なく手数は多く、いい傾向が出た」と、スーパースターを労った。

4回終了時の公開採点がドローだったことにも言及。「感覚的には良かったし、あのドローは自分の流れだと思った。焦らなかったことが勝因」と冷静さを強調。「集中の仕方が分かった。相手だけにフォーカスできた」と収穫を口にし、「まだ出せていないことも多いが、片鱗は見せられた」と手応えと課題の両方を挙げた。
今後については「3年やってもまだ伸びしろがある。勝って満足はしていない」とし、「負けて得ることも多かったが、預けたものもある」と、WBC世界王者の井上拓真(30=大橋)へのリベンジにも言及。「KOは次に取っておく」と力強く締めた。





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