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[インタビュー]2026.3.1

底知れぬ成長力。坂井優太「もっと厳しい経験をしたい」

底知れぬ成長力。坂井優太「もっと厳しい経験をしたい」

坂井優太(20=大橋)

 日本バンタム級6位の坂井優太(20=大橋)は、3月24日(火)、後楽園ホールで開催される「Lemino BOXING フェニックスバトル152」のセミファイナル・54.0kg契約8回戦で、フィリピン同級11位のウェスレイ・カガ(25=比)と対戦する。

 2024年6月のプロデビューから6戦全勝(6KO)という完璧な戦績を積み上げ、日本バンタム級6位まで一気に駆け上がってきた。恵まれた体躯と長いリーチを生かした距離感、そして一瞬で流れを引き寄せる決定力は、すでに国内トップ戦線でも大きな注目を集めている。

 タイトルへの意識が自然と口をつくようになった一方で、本人は至って冷静だ。

「もっと厳しい経験をしたい」

「準備したものをすべて出せる相手と戦いたい」

 その言葉の端々からは、勝ち続ける若手にありがちな慢心は一切感じられない。8回戦で迎える今回の一戦は、坂井にとって単なる通過点ではなく、自身のボクシングをさらに深めるための重要なプロセスとなりそうだ。

■ここ数戦、序盤でのKO勝ちが多いですが、あえて倒しにいっているのでしょうか?
坂井 倒しにいっているわけではないのですが、流れがきたという感じですね。ダラダラ戦っても、相手も(動きに)慣れてきて、微妙な内容になりそうな気がするので。ただ、次戦の相手は結構タフなので、そういう展開にはならないと思います。

■タイトルを意識するコメントも多くなってきました。
坂井 もう日本ランキングも一桁台なので、チャンスが来たらいつでもやりたいと思っています。経験も積んできているので、そろそろ上の選手とやってもいいのかなと。

■日本タイトルは、3日後に梅津選手(三谷大和)と富施選手(ワタナベ)の日本タイトルマッチが行われます。(取材日:2月4日)
坂井 2人ともスパーリングをしたことがあります。それぞれ長所があり、そこは危険なところではあります。バンタム級の選手の試合は全部見ています。今後、戦うかもしれないので、注目してもらえたらと思います。

■同い年の伊藤千飛選手(真正)とスパーリングをしたということですが。
坂井 1ヶ月くらい来てもらって6回スパーをしました。小さい頃から一緒に練習していて、高校時代は違う階級だったので対戦することはなかったのですが、今は同じ階級なので。上に行けば(対戦が)あるかもしれないですが、意識はあまりしていないです。

■毎回、圧勝しても必ず課題を見つけて、次に向けて取り組んでいますね。
坂井 準備してきたものと、試合でやれたものって全然違います。もっと準備したものを出せる相手とやりたいなって。もっと厳しい経験をしたい。今回は長引くような気がしますが、そうなったらそうなった時の対応は準備しています。駆け引きにおいて難しい戦いをしてみたいですね。あとは、長いラウンドですかね。

■これまでの最長ラウンドは?
坂井 5ラウンドです。全くしんどくなかったので、最初から飛ばしていっても、8ラウンドは(体力的にも)大丈夫だと思います。

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