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OPBF東洋太平洋バンタム級王者のケネス・ラバー(22=フィリピン)は22日、愛知県常滑市のトコナメジムで公開練習を行った。
ラバーは、12月27日(土)に愛知県国際展示場で開催される「SAIKOU×LUSH vol.4」のセミファイナル、東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ10回戦で、同級15位のアヤティ・サイリケ(29=中国)を相手に2度目の防衛戦に臨む。

日本では今年 3 月の試合では、実力者の栗原慶太(32=一力)を相手に 1 ラウンド KO 勝利で衝撃を与えたラバーだが、栗原戦からの成長を聞かれると「集中力。間違いなく集中力が上がった。ボクシングトレーナーのディンド・カンポ(フィリピン)とフィジカルトレーナーのアレックス・アリサ(米国)のサポートのお陰で、集中力とフィジカル面が鍛えられ、より試合の時に相手にダメージを与えられるようになった」と、今年は 3 月の栗原戦後、8 月の元世界王者のルイス・コンセプシオン(40=パナマ)戦、10 月の世界ランカーのルシアーノ・バルドー(31=アルゼンチン)戦と立て続けに KO で勝利しており、現在の自分の実力に自信満々の様子だった。

話題が先日行われた WBA世界バンタム級タイトルマッチ、正規王者、堤聖也(29=角海老宝石)vs 暫定王者、ノニト・ドネア(43=フィリピン)の試合に及ぶと「試合を観たけど全盛期のドネアだったら 4 ラウンドで倒し切っていた。堤は素晴らしい根性を見せたけど、自分が(堤と)戦ったら間違いなく 4 ラウンドで KO できる。堤選手と戦いたい」と現世界王者との対戦を熱望した。

他の団体のバンタム級王者に対しても「井上拓真(29=大橋)や他のメキシコのバンタム級世界王者たちとも戦うことができれば、自分にとってはイージーファイトだよ」と、その自信が収まることはなかった。そして「自分の夢はバンタム級で世界王者になった後に、井上尚弥(32=大橋)や中谷潤人(27=M.T)と戦うこと」と 2026 年 5 月にも対戦が予想される日本の“ビッグネーム”との対戦も望んでいた。

会見の後に行われた公開練習では、ウォーミングアップ、シャドーボクシングの後、ミット打ちを行い、フィリピンの英雄でラバー自身も尊敬するマニー・パッキャオ(フィリピン)を彷彿とさせるステップワークからの連打をミットに叩き込んでいた。その後、サンドバッグ打ちと縄跳びで練習を終えた。






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