[記者会見]2025.12.15
ユーリ阿久井政悟が再始動「一から作り直した」
元WBA(世界ボクシング協会)フライ級王者のユーリ阿久井政悟(30=倉敷守安)が15日、東京ドームホテルで行われた記者会見に出席し、次戦への強い決意を口にした。
阿久井は12月17日(水)、両国国技館で開催される「U-NEXT BOXING.4」51.5kg契約8回戦で、元WBOオリエンタル・フライ級王者のヴィンセント・ラカール(28=フィリピン)と対戦する。
今年3月、寺地拳四朗(33=BMB)との王座統一戦で敗れて以来、約9ヶ月ぶりの再起戦。マイクを握った阿久井は、静かな口調ながらも確かな手応えをにじませた。
「前回の試合から9ヶ月経ったが、その間にいろいろなことを考え、一から体と心を作ってきた。ヴァージョン3.3に進化したユーリ阿久井を見てほしい」と語り、敗戦を糧にした進化を強調した。
世界ランキング上位に位置する実力者は、今後を見据えた発言も忘れなかった。「この試合は、絶対に勝たないといけない。その上で、フライ級でもスーパーフライ級でも、チャンスがある方で挑みたい」と、再び世界戦線へ返り咲く覚悟を示した。
再起戦は、単なる復帰ではなく"再証明"の一戦となる。かつて世界王座に君臨した男が、敗北を経てどこまで進化したのか。
その答えは、両国国技館のリング上で示される。進化を遂げた「ヴァージョン3.3」のユーリ阿久井政悟が放つ一撃一撃を、ぜひその目で確かめたい。
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