[来日]2025.12.10
ノニト・ドネア来日! 団体内統一戦へ 不死鳥が日本で舞い上がる
WBA(世界ボクシング協会)バンタム級暫定王者ノニト・ドネア(43=フィリピン)が10日、羽田国際空港に降り立った。12月17日(水)、両国国技館で開催される「U-NEXT BOXING.4」のメインイベントで、正規王者の堤聖也(29=角海老宝石)との団体内王座統一戦に臨む。
日本での試合は井上尚弥戦以来、3年半ぶり
ドネアが日本のリングに上がるのは、2022年6月の井上尚弥戦以来、実に3年半ぶり。フィリピン・セブ島でのキャンプを終えた状態で来日し、「今回は米国からではなくフィリピンから来たから疲れていないよ」と笑みを浮かべた。
「素晴らしいファイターと再び戦えることに興奮している。長くボクサーを続けているので、相手うんぬんではなく、いかに自分を高めるか」と語り、25年目のキャリアを持つレジェンドは、言葉の端々から経験に裏打ちされた余裕を覗かせた。
セブ島では11月上旬からスパーリング中心のキャンプを展開。MEGA BOXINGのドクターJチーフトレーナー指導のもと、妻レイチェル・マネージャー兼トレーナーのサポートも受けて仕上げてきた。「井上戦の前もフィリピンから来て調子が良かった。時差もない」と、過去の教訓も活かす。
セブ島でのキャンプ
また、ドネアは「もちろんKOできるのがベストだが、勝利が最優先。彼(堤)が敬意を持ってくれるので、こちらもリスペクトを持って戦う。当日は2人のサムライが戦うんだ!」と、闘志を漂わせた。
この日、レイチェルが選んだ不死鳥(フェニックス)が描かれた防寒具を羽織って登場したドネアは、「灰の中から復活を果たす。日本での歴史を書き換えるために来た」と力強く宣言。
これまで日本での試合は井上尚弥に2戦2敗。それでもなお挑む姿勢は、敗北を糧に変え続けてきた男の生き様を示している。
43歳のドネアが再び日本のリングへ。伝説を積み上げた男が、今度こそ日本での歴史を塗り替えようとしている。一方、堤聖也は新世代の台頭を証明する最大のチャンス。
両国国技館で響く歓声が、この一戦をさらに特別なものにする。12月17日、2つの時代の魂が交錯する一夜を見逃すわけにはいかない!
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