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日本ライトフライ級王座決定戦で対戦する、同級1位の川満俊輝(30=三迫)と同級2位の野田賢史(30=金子)が8日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)事務局で行われた前日計量に臨み、両選手ともに48.7kgで一発クリアした。試合は、後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」のメインイベントで行われる。

王者返り咲きを目指す川満は、「体調バッチリです。結構前から横井(龍一)さんにも加藤(健太)さんにも、体重の写真を送ってアドバイスもらって、順調に落としていけた」と、体重以外の水分など数字を計測して減量を続けて計量に臨んだ。昨年の10月に結婚し、食事の管理も家族に任せることができたことにも感謝した。
一度対戦している野田とは、アマチュア時代から切磋琢磨してきたライバル。「野田君もスタイルが少しずつ変わってきたが、強いパンチは気を引き締めて集中して(もらわないように)いかないと危険」と警戒心を強めた。
今年4月の高見亨介(23=帝拳)戦で敗れて、「悔しい思いがあったし、弱気な自分が出た。やりきれていない」と、試合の1ヶ月後には、練習を再開した。囲み取材を受けている最中も自問自答を繰り返し、「必ずチャンピオンに返り咲きます」と気持ちを高めた。

落ち着いた様子で取材に応じた野田は、「今までで一番スムーズに落とせた。減量とリカバリーは丁寧に、無駄にすることなく試合が始まるまでみっちりやる。動けるかどうかは明日になってみればわかる」と、体調管理の重要性を語った。
試合に関しても、「自分との戦い」と述べ、熱い闘志は心の内に留めて、「溜めて、溜めて、試合で爆発させたい。リベンジもあるし、金子ジム60周年の年に、ベルトがないといけない。移籍してきた組ですが、会長やマネージャーに恩返ししたいし、しっかりやれば強くなれることを示したい。倒すか、倒されるかー。倒しにいきます。判定まではいかないでしょう」と、胸の内を明かした。





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