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[インタビュー]2025.12.5

「年齢は強みでしかない」
38歳・健文トーレスが語る再生の哲学

「年齢は強みでしかない」<br>38歳・健文トーレスが語る再生の哲学

健文トーレス(38=ミツキ)

 OPBF東洋太平洋バンタム級5位の健文トーレス(38=ミツキ)は、12月13日(土)、大阪・堺市産業振興センターで開催される「ミツキ杯SURVIVE Vol.30× LA FIESTA DEL DIAMANTE VOL.12」のメインイベント、54.5s契約8回戦で比国同級4位のジェーソン・ファクラリン(比)との再起戦に臨む。

 健文トーレスは、今年7月にキルギスでWBA(世界ボクシング協会)暫定スーパーフライ級王者のデビッド・ヒメネス(33=コスタリカ)との世界王座決定戦を戦ったが、無念の11回TKO負け。負ければ引退と公言していたが、撤回しミツキジムに移籍して再出発を図る。

 世界戦挑戦者決定戦の舞台に上がって感じたこと、復活への思いを深堀りして聞いた。

■前回の試合が終わってから、どのようなことを考えていたのでしょうか?
健文 負けた瞬間、自分では思ってもいない感情。「やっと終わった」という、自分では思ってもいない感情が湧いてきました。

■と、言いますと?
健文 最後にもらったボディは、角度的に全く見えなかった。倒れた瞬間、もう一度立とうと思ったけど、気持ちが折れてしまいました。天井を見てやり切ったと思いました。

■そのように感じたのですね。
健文 チャンピオン云々は置いておいて、人生で初めて何かを目指してやり切った。結果は出せなかったが、それで引退しようと思いました。リングを降りる時に「ここには2度と上がらないだろうな」と思いました。それが15分後に考え方が変わりました。

※続きはインタビューへをクリック

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