[前日計量]2025.10.31
尾川堅一が原点回帰で圧勝宣言! 世界再挑戦へ弾みの一戦
 
 元IBF(国際ボクシング連盟)スーパーフェザー級王者の尾川堅一(37=帝拳)が31日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)本部事務局で前日計量に臨んだ。
 王座返り咲きを目指す尾川は、明日(11月1日)、後楽園ホールで開催される「DYNAMIC GLOVE on U-NEXT Vol.37」のメインイベント、132LB(約59.8s)契約10回戦でプレスコ・カルコシア(29=比)と対戦する。
 2022年6月、ジョー・コルディーナ(33=英)に敗れて王座を失った尾川だが、その後は4連勝と完全復活の気配。WBOランキングも2位まで浮上し、「そろそろ世界戦がしたい。一発で終わらせるならそれでいいし、長くかかるならそれなりのボクシングを見せたい。世界戦のGOサインが出る内容を見せたい」と、強い口調で意気込みを語った。
 さらに「スタイルを修正しすぎて、最近はボクシング自体が小さくなっていた。ストレートを伸び伸びと出す、本来のボクシングをする」と、原点回帰をテーマに掲げた。
 キャリア16年目を迎えるが、「今がベストかどうかはわからないが、繊大さん(田中繊大トレーナー)からも『スピードは依然と遜色ない』と言われている。年齢は関係ない」ときっぱり。ベテランの域に入っても衰えのない自信が伝わる。
 また、今年8月に急性硬膜下血腫による開頭手術後に亡くなった浦川大将さん(享年28)が入場時に着ていたTシャツをジムの仲間たちで購入し、そこへ尾川オリジナルのプリントを施したTシャツをリングで着用するという。
 「浦川の思いを背負って、思い切りやっていきたい」と語り、「やっぱりメインイベンターは気持ちがいい」と、3戦ぶりの主役の舞台に気持ちを高めた。
 一方、4度目の来日となるカルコシアは300gアンダーの59.5kgでクリア。世界ランカーとの対戦に静かに闘志を燃やしていた。
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