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[引退]2025.9.23

元日本ランカーの佐宗緋月が現役引退を発表

 元日本ランカーの佐宗緋月が現役引退を発表

 元日本ミニマム級3位の佐宗緋月(さそう・ひづき/30=M.T)が7月末、自身のSNSで現役引退を発表した。

 2013年9月にプロデビューした佐宗は、気持ちを前面に押し出すファイトで頭角を現し、日本ランキングに定着。2020年12月には谷口将隆(ワタナベ)との日本ミニマム級王座決定戦に挑んだが、10回TKOで敗れた。

 タイトル再挑戦を目指して奮闘を続けたが、今年5月の試合で黒星を喫したのを機に、グローブを吊るす決断を下した。

葛藤の末に下した結論
 長年所属していたT&Tスポーツジムを離れ、昨年10月にはM.Tジムに移籍。「これが最後の勝負だと思って、わがままを聞いてもらった」と語る佐宗は、心身を仕上げて臨んだ移籍初戦で全力を出し切った。それでも敗戦。「伸びしろを感じたので続けるか迷ったが、2ヶ月悩んで答えが出なかった。答えが出ないということは、それが答えなんじゃないかと。中途半端な気持ちでは(ボクシングを続けることは)できない」と、潔く引退を選んだ。
世界王者を間近に見て
 同門の前WBC・IBF世界バンタム級統一王者の中谷潤人(27)の走り込みキャンプにも帯同。世界トップの強さを肌で感じ、「上っ面ではなく、チャンピオンとはこうあるべきだと感じた」と振り返った。
2015年11月の小浦翼戦
 キャリア25戦の中で、最も印象に残る一戦として2015年11月の東日本新人王決勝、小浦翼戦を挙げた。「6勝1敗で勢いに乗っていて優勝するつもりだったが、こてんぱんにやられた。小浦君は因縁の相手だと思っていたが、出稽古に行くと驚くほど良い人で(笑)。ただの因縁ではなくなった」と、当時を振り返って笑顔で語った。
感謝と未来へ
 最後に佐宗はこう語った。「チャンピオンにはなれなかったけど、チャンピオンを目指して走ってきたことで、多くのものを得ることができました。ボクシングが、何もなかった自分をここまで連れてきてくれた。これからはボクシングのない自分と向き合い、人生を満たしていきたい。そして、たくさんの感謝や恩を返していきたいと思います」。
おつかれさまでした
 東日本新人王決勝戦の会見で見せた、成功に飢えた表情は今も忘れられない。

 高田勇仁(27=ライオンズ)、谷口将隆、小浦翼らトップ戦線のライバルと拳を交え、貪欲に強さを追い求めてきた佐宗。その経験を糧に、第2の人生でも輝きを放つことを願いたい。

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