宇津木秀「今は世界に進むための試練。ここは圧勝」

　WBOアジアパシフィック・ライト級王者の宇津木秀(31=ワタナベ)は、9月26日(金)、後楽園ホールで開催される「Lemino BOXING フェニックスバトル143&DANGAN」のメインイベントにおいて、同級6位のウィラ・ミカム(タイ)を迎えて2度目の防衛戦に臨む。

　宇津木は、今年5月の初防衛戦では、挑戦者に付け入る隙を与えず完勝。世界ランキングも3団体(WBA,WBC,WBO)でランク入りしており、世界をより意識する位置にきた。この試合に向けて、米国ロサンゼルスでスパーリング合宿を敢行した宇津木は、IBF(国際ボクシング連盟)ライト級王者のレイモンド・ムラタラ(28=米)と拳を交えて、世界トップの強さを肌で感じてきた。