[一夜明け会見]2025.9.15
WBA世界ミニマム級新王者の松本流星がさらなる飛躍を誓う!

WBA(世界ボクシング協会)ミニマム級新チャンピオンの松本流星(27=帝拳)が15日、都内の帝拳ジムで一夜明け会見に臨んだ。
松本は、昨日(14日)、名古屋IGアリーナで開催された「NTTドコモ presents Lemino BOXING」で同級1位の高田勇仁(27=ライオンズ)対松本流星(27=帝拳)に5回負傷判定勝ちし、7戦目でタイトル奪取を果たした。
「高田選手の状態が心配で最初は喜べなかったが、病院から戻って来て、試合を見ている姿を見て少し安心した。それから少しずつ(世界チャンピオンになった)実感が湧いてきた」と語る松本は、当初は笑顔は見せなかったものの、会見ではほのかにに笑みを浮かべた。
負傷判定となったが、ジャッジ3者ともフルマークをつけており内容的には完勝だった。松本が「試合前に立てたプラン通りに戦えた。上手くハマった」と言えば、田中繊大トレーナーも、「最終的にあのような形(負傷判定)で終わって、高田選手には気の毒だったが、練習通りに動けていた」と語った。
帝拳ジムの浜田剛史代表は、「途中採点となったが、やろうとしていたことはできていた」と評価しつつも、「どこで高田君が出てくるかという矢先のアクシデント。もう一度戦わないといけない」と再戦に前向きなコメントを残した。
松本は「どういう形になるかわからないが、再戦指令が出たらもちろんやりたいし、会長が決めてくださった試合に向けてやるだけ」と語った。
世界初挑戦で堂々たる戦いぶりだった。「高見(高見亨介=WBA世界ライトフライ級王者)や翔吉先輩(岩田翔吉=前WBO世界ライトフライ級王者)一つ上の階級の選手とスパーリングをしていたので、自信を持って臨めた。これから帝拳ジムは、さらに世界チャンピオンが増えていくので、切磋琢磨していき、強いボクサーになっていきたい」と意気込みを語った。
世界の頂点に立った松本だが、まだまだ満足はしていない。「コラーゾ(オスカー・コラーゾ=プエルトリコ/WBA世界ミニマム級スーパー王者・WBO同級統一王者)やジェルサエム(メルビン・ジェルサエム/比国=WBC世界ミニマム級王者)といったチャンピオンに負けないくらい強くなる。いつチャンスが来てもいいように準備していく。大きな舞台に立ちたい。その権利は得たと思う」とさらなる精進を誓った。
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