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日本時間の9月14日(日)にはラスベガスでカネロ・アルバレス対テレンス・クロフォード戦も行われるが、アラム氏は井上尚弥の試合を観戦するために来日。「選択肢があったが、名古屋にできた新しい会場でのこけら落としとなり、特別な1日になる。これからも名古屋IGアリーナがボクシングのホームになることを願っている。日本の最大のスター選手が最初に出るのは、こけら落としとして正しいやり方ではないか」と語った。

対戦相手のムロジョン・アフマダリエフについては「とても強い選手だが、井上尚弥という男は特別なファイター。ダウンしても、どんな展開になっても、ギア変更を素早く行い、相手を圧倒する力を持っている」と絶賛。井上が勝利すれば、世界タイトルマッチの勝利数がフロイド・メイウェザーやジョー・ルイスに並ぶことにも触れ、「2人のレジェンドと比べても、彼らも井上も素晴らしいファイター。今、この時代で日本で彼以上の選手はいない」と強調した。
また、井上の次戦について「12月にリヤドでの試合。サウジアラビア内で行われる日本フェスティバルの一環になる」と明かした。

日本でリング禍が続いている状況にも言及し、「もし可能ならば、試合前に体調やコンディションをしっかりとスクリーニングすることが必要」と指摘。ラスベガスには「クリーブランド・クリニック・ブレインインスティテュート」という脳ダメージを検査する機関があるとし、「すでにメンタルヘルスの面倒を見ているバーウィン博士と話をして、日本に来て関係者に必要な情報や手立てをシェアする機会を作れる話をしていきたい」と語った。
「日本にも、もちろんドクターはいるし、素晴らしい施設もある。ただ、どういった段階を踏んで選手を診ていかないといけないかは知識の問題。共有していきたい」と述べ、安全面の取り組み強化の必要性を訴えた。