木村蓮太朗がアジア3冠奪取宣言! 全部KOで勝つ

　木村は序盤から冷静にジャブとボディ攻撃で主導権を握り、2回には相手の打ち終わりに右を合わせて、ダウンを奪取。4回、圧力を強めて畳みかけると、レフェリーが試合を止めた。

　試合後、木村は「中国の選手は、タフで気持ちが強い。1ラウンドは様子を見て、気持ちが強いのが伝わってきたので、手数が落ちたところでストップを狙っていた」と、冷静に試合を振り返った。

　試合後、木村は「今まで(支えてくれた周囲に)迷惑をかけてきてしまったけれど、チャンピオンになりたい。スーパーフェザー級トーナメントに出場して、来年は全部KOで勝って(日本、OPBF、WBO-APの)3つのベルトを獲ります」と力強く宣言。

　自身の成長については「大学を卒業してすぐの頃より今が一番強い。頭も使えるようになったし、昔の評価を取り戻す以上のことができると思う。100%締めくくれた」と手応えを語った。