谷口将隆vs井上彪! ライトフライ級が動き始めた。

　計量を終えた井上は「減量はめちゃくちゃ大変だったが、筋肉を残し、戦える体を作ってきた」と仕上がりに自信を見せた。「タイトルは形として欲しいが、気負いすぎて空回りしないように戦う。出すべき時に気持ちの強さを出す」と、静かに闘志を燃やす。

同級生の勝利に刺激!

　高校時代の同級生、齋藤麗王(27=帝拳)が7月31日にWBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級王座を獲得し、湯場海樹(26=YUVAX)も前日勝利。「記事を読んでさすが同級生。粋なことをしてくれるなと思った。自分もその流れに乗っていきたい」と語った。

弟の勝利に刺激!

　7月30日には弟の谷口裕紀(29=ワタナベ)がデビュー戦で2回TKO勝ち。兄としてサブセコンドに就いた谷口は「勝ってくれて、怪我なくリングを降りてくれたことが何より」と、安堵の表情を浮かべた。

　「明日の試合は超えるべき関門。自分はまだ発展途上。この2ヶ月で右肩上がりで強くなったので、明日が楽しみ」と気持ちを引き締め、決戦に臨む。