日本一の座を懸けてライト級の村上雄大と今永虎雅が激突!

　日本ライト級王座決定戦、同級1位の村上雄大(25=角海老宝石)対同級2位の今永虎雅(25=大橋)の記者会見が30日、東京ドーム内のblue-ing!(ブルーイング)で行われた。

　今回の対決は、村上が3度目の挑戦で初の王座獲得を目指す一方、アマチュア10冠の実績を持つ今永は、大橋ジムのホープとして空位のライト級王座を狙う白熱の一戦だ。

　試合は、9月14日(日)、名古屋IGアリーナで開催される「NTTドコモ presents Lemino BOXING」で行われ、その模様はLeminoで無料ライブ配信される。

　また、同日のメインイベントでは、世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(32=大橋)がムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)と対戦。絶対に見逃せない注目の試合だ。

　3度目の王座挑戦となる村上は、「前回はドローで、今回が3度目の挑戦。3度目の正直で獲る。次こそはタイトルを獲る」と意気込みを語った。対戦相手の今永については「高校時代に活躍していた選手。パンチが強くて体が強い。日本のライト級で一番強い選手。勝って自信をつけたい」とコメントした。

　一方、今永は「この試合を含めてだが、どんどんレベルアップしていきたい。絶対日本チャンピオンになる」と力強く宣言。「今回、初めて自分より身長が高い選手との対決になる」と、新たな挑戦に向けて意欲を見せた。

　さらに、今永は「12月に予定されているサウジアラビアでの試合よりも、この試合に集中したい。一番印象に残る試合をしたい」と語り、目の前の一戦に全力を注ぐ姿勢を示した。