[試合後談話]2025.6.22
梅津奨利が地元凱旋!

日本バンタム級2位の梅津奨利(27=三谷大和)とリッキーカジュトール(比)が22日、八千代市市民会館大ホールで開催された「戦記杯 千葉を元気に! 八千代から世界へ!」のメインイベントで対戦、梅津にとってはタイトル戦に向けて、絶対に負けられない一戦。勝利の女神は、どっちに微笑んだー。
試合は、軽快なステップでリズムを刻む梅津から幕を開け、それに対してリッキーが体ごと飛び込み、強打を放った。梅津は強引なプレスに手を焼きながらも、空間を作り顔面にパンチをヒットした。すると、1ラウンド終了間際、飛び込んだリッキーに梅津の左ボディが突き刺さり、リッキーがダウン。マウスピースを吐き出して、苦悶の表情を浮かべながら、カウントアウトとなった。
試合後、梅津は安堵の表情を浮かべると、「1ラウンド目は、初の海外選手との試合だったので、様子を見ていこうと三谷会長から指示が出ていた。だけど、相手が前に出てフルスイングしてきたので、スタミナはなくなると思ったので3、4ラウンドくらいで仕留めにいけると思っていた」と試合を振り返った。
試合決めた左ボディについては「体ごとぶつかってくるのは嫌だったが、サウスポー相手だったので肝臓が見えてた。練習通りのパンチが当てられた」と、プラン通りだったことを明かした。
今後について「今回の試合をKOで決めたので、次の試合もKOで勝ちたい」と、タイトル挑戦に向けて弾みをつけた。
最後に梅津は、大声援の中、地元凱旋で勝利を挙げたことに、「めちゃくちゃ力になった。子供達も大人達も声援を送ってくれて、とても力になった」と、感謝の気持ちを述べた。
この日は、前座の試合で三谷大和ジム期待のホープ加藤准也(20=三谷大和)がデビュー戦を飾った。
試合は、序盤から加藤がワンツーをヒットさせ、幸先の良いスタートだったが、本人は試合後のインタビューで「ワンツーが当たって逆にいけると思って、行き過ぎてしまった」と、反省の弁が口をついたように、距離が潰れたため、逆にフックを効かされてしまう場面があった。しかし、2ラウンド目になると調子を取り戻し距離を維持して、連打でダウンを奪った。立ち上がる相手に追撃し、棄権に追い込んだ。
加藤は今後について「まずは、全日本新人王になりたい」と意気込みを語った。
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