
![]() 試合日程 | ![]() 試合結果 | ![]() 動画ニュース | ![]() ランキング | ![]() 選手検索 |
IBF世界フェザー級チャンピオンのアンジェロ・レオ(31=米国)が19日、大阪市内のジムで練習を公開した。レオは5月24日(土)にインテックス大阪で開催される「3150×LUSHBOMU vol.6」のメインイベントで、同級1位の亀田和毅(33=TMK)の挑戦を受ける。
公開練習前には、この日集まった多くの報道陣の取材にも快く応じた。仕上がりに関して「日本に来日して2週間くらいの期間、調整していますが、日本の環境にも慣れて、調整も仕上がりに関 しても問題ない。体重に関しても全く問題ない」と、当初の予定よりも早く来日したこともあって、順調に調整できていることを感じさせた。

減量に関しては、元々スーパーバンタム級で戦ってきたこともあり、まったく問題がない様子だった。指名挑戦者の和毅に関しては、「元世界王者であり、キャリアも豊富で優れたボクサーだと認識している。特にスピードは素晴らしいボクサーだと思う。全てを警戒している。どのようなスタイルで試合に臨んできても、対応できるような練習をしてきた。そのために、和毅に似た選手や全く違うタイプの選手とのスパーリングを積んできた」と、警戒心を強めながらも、過去に和毅とは2回スパーリングで手合わせをしていることもあって、対策にも自信を示した。

約2週間の滞在中は好きな漫画「はじめの一歩」のキャラクターグッズも購入したそうで「一歩がボクシングを始めたきっかけが 、自分ととても似ている。同じフェザー級だし、『はじめの一歩』が大好きで、好きなキャラクターも一歩」と笑顔を見せた。

会見後に行われた公開練習は、リング内でのウォーミングアップからシャドーボクシング2ラウンド、サンドバッグ打ちを2ラウンド披露。試合5日前とは思えない軽やかな動きを見せたが、亀田和毅が所属するTMK陣営や亀田史郎トレーナーが視察に来ていることもあり、本来のオーソドックススタイルではなく、終始サウスポースタイルのまま公開練習を終えた。

この試合のプロモーターである亀田興毅ファウンダーは、レオの父でありトレーナーのミゲル・レオ氏を交えて、3人で臨んだレオ親子とに会見を開き、「レオは世界的にも評価されている強い王者。その王者に和毅がどのような戦いを見せるのか。試合前からとても注目されているこのビッグマッチを日本で組めたことは、プロモーターの自分を自分で評価したいですね」と、この試合の価値を語るとともに、プロモーターとしても、ビッグマッチが組めたことを喜んだ。

練習の様子を見た後には、「レオはサウスポー(スタイル)で練習していたけど、調子が良いことは動きで分かった。減量も問題なさそうだし、試合までしっかりと仕上げて試合に臨んで欲しいですね。素晴らしい試合を期待しています」と、週末に迫った大一番を無事に迎えられることを願った。