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OPBF東洋太平洋フライ級タイトルマッチの前日計量が2日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)事務局で行われ、初防衛戦に臨むチャンピオンの飯村樹輝弥(27=角海老宝石)と挑戦者で同級1位のエスネス・ドミンゴ(26=比)が顔を合わせた。ドミンゴは、IBF世界4位に入っている実力者、飯村にとっては、世界ランキング上位を狙う絶好のチャンスとなった。
試合は、第32回DYNAMIC GLOVE on U-NEXTのメインイベントとして行われる。配信開始は5月3日(土)17:30。お見逃しなく!

チャンピオンの飯村は、50.5kgで計量をクリアすると、「バッチリです。これ以上ないくらいやってきたので、コンディション整えてやるだけです」と、リベンジマッチに向けて、順調ぶりをアピールした。
ドミンゴとは約1年半ぶりの再会となったが、「こんなに小さかったっけなあと思いました。(前回の試合は) 負けてしまった以上、それがすべて。再戦は、プロとして負けられない。連敗は許されない」と、厳しい表情を浮かべた。
ドミンゴの印象は、「プレッシャーを上手くかけてきて、隙を見てカウンター打ってくる、ずる賢い選手」と、警戒心を緩めることはなかった。対策も万全な様子で、「打ち急いで貰わないように、集中力切らさないようにやっていきたい。どんな展開でも勝つ。相手の攻撃を外して、揺さぶっていきたい。出入りのボクシングできたら」と、述べ、「負けた後、ボクシングに対する姿勢を変えた相手」との再戦に気合を入れた。

フライ級は、日本人選手が世界のトップ戦線で活躍しているが、「この試合が決まる前だったので、ユーリ阿久井政悟(29=倉敷守安)選手の試合も見たりしたが、決まってからは、自分の試合に集中している。明日絶対勝ちます。勝たないと始まらない」と、自身を鼓舞した。

50.3kgで計量をクリアしたドミンゴは、「相手も準備をしっかりしてきたと思うが、自分もしてきた。私が挑戦者だが、お互いに明日、いい試合がしたい」と、述べ、約1カ月間、日本でトレーニングを積んできたことを明かした。
前回の試合に関して、「KOしたとは思ってない。前回は自分の調子がすごく良かったが、明日は、相手の調子が良いのかどうかもわからないので、リングで(練習してきたことを)出す」と、まったく油断した様子はなかった。飯村の長所についての質問には「ボディ」と、間髪入れずに答えて苦笑いした。
IBFの世界ランキングでも上位に入っているドミンゴは、「矢吹正道(LUSH緑)選手の試合を見たので、ぜひやりたい。夢は世界チャンピオンになること」と、明日の試合をステップに、世界を目指していることをアピールした。