[記者会見]2025.4.21
3150×LUSHBOMUに参戦する中川抹茶と政所椋に注目!
亀田プロモーションは21日、大阪市内のKWORLD3ジムで記者会見を開き、OPBF東洋太平洋フェザー級2位の中川抹茶(31=KWORLD3)と、日本スーパーフライ級11位の政所椋(まんどころ・りょう/24=KWORLD3)の次戦を発表した。
中川と政所は、5月24日(土)、インテックス大阪で開催される「3150×LUSHBOMU vol.6」に出場、この日のメインイベントはIBF(国際ボクシング連盟)フェザー級タイトルマッチ、王者のアンジェロ・レオ(30=米)対同級1位の亀田和毅(33=TMK)が行われる。
試合の模様は、ABEMAで無料ライブ配信される。
中川は、日本フェザー級15位の英洸貴(はなぶさ・ひろき/26=カシミ)とのフェザー級8回戦に臨む。英とは昨年3月に対戦し引き分けており、約1年2ヶ月ぶりの再戦だ。
中川は「フィジカルが強くて、距離を外してカウンターを打ってくる」と英の印象を語りつつ、「前回は、6ラウンドまでポイントで負けていたが、7ラウンドから腹をくくって前に出て、引き分けに持ち込めた。あの試合で殻を破ることができた。当時、自分はノーランカーだったが、今は東洋2位で、相手とは逆の立場になった。ここで負けるようなら、タイトルマッチなんて言っていられない」と、完全決着に自信を示した。
活動拠点を大阪に移した中川は、「移籍して、環境もボクシングに対する考え方も、何もかもが変わった。昨年3月とは違う姿を見せたい。英選手とは引き分けたが、リベンジ戦のつもり。ここを勝ってタイトルをアピールする」と言葉に力を込めた。
政所はWBO(世界ボクシング機構)フライ級15位のヴィンセント・ラッカー(27=比)と拳を交える。「フィリピン人選手は、パワーパンチを打ってくるイメージだが、(ラッカー選手は)中間距離での攻防が上手い。どのように距離を潰していけるか。相性は悪くはない」と意気込んだ。
フライ級を視野に入れた戦い
これまでスーパーフライ級を主戦場としてきた政所だが、次戦は51.5s契約戦で行われる。亀田興毅ファウンダーは「政所の相手は、これまでで一番強い相手。次戦の内容によっては、フライ級でやっていくと聞いている。日本とフィリピンの無敗対決をお楽しみに」と期待を寄せた。
豊富なアマチュアキャリアを引っ提げ、2023年6月にデビューした政所だが、怪我の影響などもあり、ここまで試合数が少なく、存在感を十分にはアピールできていない。それは政所も感じているようで、「アマ時代に負けている横山(横山葵海=ワタナベ/OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王者)にも先に行かれているし、実力を見せられていない。最強の右を見せたい」と、世界ランカー撃破に気合いを入れていた。
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