[試合後談話]2025.4.20
ライト級の新星! 丸元大五郎が圧巻デビュー!

元OPBF東洋太平洋ウェルター級王者の丸元大成氏(大成ジム会長)の長男・丸元大五郎(22=大成)が20日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第2競技場)で開催された「TAISEI BOXING PROMOTION.27」のメインイベントに出場。ライト級6回戦でジラユ・トゥリヤノン(タイ)とのデビュー戦に臨んだ。
アマチュア全日本選手権3位の実力を持つ丸元のパフォーマンスに注目が集まった。
開始から丸元がシャープなジャブで組み立てると、左ボディでペースを支配。2回、丸元は左ボディから打ち下ろしの右ストレートでダウンを奪うと、パンチを振るうジラユに対し、攻撃の手を緩めず試合を終わらせた。
評判通りの実力を示した丸元は、「緊張もなく、楽しく戦うことができたし、自分のパンチが通用することがわかった。メインイベントをKOで締めることができて良かった。点数はつけられないが、合格点を与えてもいいと思う」と笑顔を見せた。
今後の目標を聞かれた丸元は、「すぐにランキングに入れる階級ではないので、一つずつ勝っていくだけ」と謙虚に話した。
この日、テレビ大阪ニュースYouTubeチャンネルで解説を務めた亀田興毅ファウンダーは、「スケールが大きいボクシングで落ち着いていた。中量級のスターが誕生したね」と、丸元のパフォーマンスを絶賛した。亀田氏から「これからどの階級で戦っていくの?」と聞かれた丸元は、「ライト級を主戦場としていきたいが、しっかりと(体重が)落ちるなら、スーパーフェザー級でもやりたい」と語った。
丸元大成会長は「デビュー戦は日本人選手とやらせたかったが、決まらなかったので、キャリアがある外国人選手を選んだ。長いラウンドをさせたかったが、デビュー戦にしては良い出来だったと思う」と納得の表情を浮かべた。
今後のプランを聞かれた丸元会長は「すぐにチャンスが来る階級ではないので。どんどんキャリアを積ませていきたい。日本人選手にもオファーを出していきたい」と、年内は2〜3試合を予定していることを明かした。
年内は2〜3試合を予定
「本人はKOにこだわりがあるので、彼の良さを最大限に引き出しつつ、スタイルを作っていきたい」。丸元親子の挑戦が始まった。
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