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世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)が25日、横浜市内の大橋ジムで開かれた一夜明け会見を開き、4本のベルトを保持したまま、フェザー級のWBA(世界ボクシング協会)王者のニック・ボール(27=英国)に挑戦する意思を示した。報道陣を驚かせたのは、その後のプラン。「他にも戦わないといけない相手がいる」と切り出したモンスターは、名前こそ出さなかったものの、スーパーバンタム級に体重を戻して、中谷潤人(27=M.T)の挑戦を受けることにも言及した。
井上は、昨日(24日)、東京・有明アリーナでキムに4回KO勝ちし、WBC王座4度目、WBO王座4度目、WBA王座3度目、IBF王座3度目の防衛に成功。世界戦通算24勝目とし、日本人歴代世界戦の勝利数を更新、単独一位となった。
井上は、昨日(24日)、東京・有明アリーナでキムに4回KO勝ちし、WBC王座4度目、WBO王座4度目、WBA王座3度目、IBF王座3度目の防衛に成功。世界戦通算24勝目とし、日本人歴代世界戦の勝利数を更新、単独一位となった。
試合後、ボブ・アラムCEOと今後について話し合った
井上尚弥! 次戦はラスベガスでピカソ! そしてアフマダリエフ! フェザー級に上げてニック・ボールに挑戦! 再びスーパーバンタム級で中谷潤人!
大橋ジムの大橋秀行会長は、試合後、井上とトップランク社のボブ・アラムCEO氏で話し合ったことを明かし、次戦は米国ラスベガスでWBC(世界ボクシング評議会)1位、WBO(世界ボクシング機構)8位のアラン・ピカソ(24=メキシコ)、その次はサウジアラビア・リアドでWBA(世界ボクシング協会)暫定王者のムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)との防衛戦を行うことを明言。大橋会長は「まだ決定ではないが」と前置きした上で、「サウジアラビアからよく言われているが『フェザー級に上げてボール選手と戦ってほしい』と。そして、戦うべき相手がいるので(再び)スーパーバンタム級に落とす」と中谷との対戦にも言及した。
井上は「会長が今、名前を挙げた選手は本当に強い相手で、これから気が抜けない戦いが続いていく」とビッグプランを歓迎した。
大橋ジムの大橋秀行会長は、試合後、井上とトップランク社のボブ・アラムCEO氏で話し合ったことを明かし、次戦は米国ラスベガスでWBC(世界ボクシング評議会)1位、WBO(世界ボクシング機構)8位のアラン・ピカソ(24=メキシコ)、その次はサウジアラビア・リアドでWBA(世界ボクシング協会)暫定王者のムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)との防衛戦を行うことを明言。大橋会長は「まだ決定ではないが」と前置きした上で、「サウジアラビアからよく言われているが『フェザー級に上げてボール選手と戦ってほしい』と。そして、戦うべき相手がいるので(再び)スーパーバンタム級に落とす」と中谷との対戦にも言及した。
井上は「会長が今、名前を挙げた選手は本当に強い相手で、これから気が抜けない戦いが続いていく」とビッグプランを歓迎した。
昨日は過去最重量の62.9kg
昨日の井上の当日体重は、過去最重量となる62.9kg。スーパーバンタム級リミット(55.3kg)から7.6kg増で、昨年9月のT・Jドヘニー(アイルランド)戦より(62.7kg)重い状態でリングに上がった。
井上は「ドヘニー戦は無理して体重を戻したところがあるが、今回はナチュラルに仕上がったので、この体重になった。スピードもキレも落ちていない。昨日の体重なら今、フェザー級でも戦える体が出来上がってきているのかなと思う」と、フェザー級での戦いにも自信を示した。
井上は「ドヘニー戦は無理して体重を戻したところがあるが、今回はナチュラルに仕上がったので、この体重になった。スピードもキレも落ちていない。昨日の体重なら今、フェザー級でも戦える体が出来上がってきているのかなと思う」と、フェザー級での戦いにも自信を示した。
「フェザー級に上げてSバンタム級に下げるのも問題ない」
一度、体重を上げて再びスーパーバンタム級に下げるには、コンディション面でのリスクも考えられるが、「その不安もまったくない。スーパーバンタム級で(減量が)きついなら大変だが問題ない」と語ると、「仮にそのスケジュールでいったとして、スーパーバンタム級に下げるのは、皆さんが感じていると思う一つの意味がある。そういう流れが来た時が楽しみ」と、中谷とのビッグマッチを胸を躍らせた。
1年に4試合の可能性も!
ボール戦を含めると1年に4試合こなすことになるが、井上は「やりますよ」と前向きだ。大橋会長も「激闘スタイルならアレだが、ほぼ打たれていなくダメージがないから。本人の強い意志なので」と後押しした。
井上は「1年に4試合あるということは、オフの期間が短いので、試合をした感覚があるまま、調整を進めていける」と語った。
井上は「1年に4試合あるということは、オフの期間が短いので、試合をした感覚があるまま、調整を進めていける」と語った。