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[前日計量]2025.1.17

飯村樹輝弥がOPBF東洋太平洋王座を狙う!

 前日本フライ級王者の飯村樹輝弥(27=角海老宝石)が17日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)本部事務局で前日計量に臨んだ。

 飯村は、明日(18日)、後楽園ホールで開催される「第28回 WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」のセミファイナルで、IBF(国際ボクシング連盟)同級12位のローレンス・ドゥアムAG(26=比)と空位のOPBF東洋太平洋フライ級王座を争う。

 2023年7月に日本タイトルを獲得し、3度の防衛に成功した飯村は、1月6日付で日本タイトルを返上。アジア王座に標準を定める。

飯村樹輝弥(角海老宝石)50.5kg
 フライ級リミットを300g下回る50.5kgでクリアした飯村は、「元旦も練習させてもらい、しっかりと仕上がった。練習相手に感謝している」と話すと、「2025年1発目の試合。勝つのはもちろん、内容にもこだわっていく。明日は王座決定戦だが、久しぶりに挑戦者の気持ちで戦う」と意気込んだ。

 明日は、生後5ヶ月の愛娘・望杏ちゃんも来場する。「パパとして強い姿を見せたい」と語った。
勝って世界をアピールする!
 フライ級は、WBA(世界ボクシング協会)王者がユーリ阿久井政悟(29=倉敷守安)、WBC(世界ボクシング評議会)王者が寺地拳四朗(33=BMB)、WBO(世界ボクシング機構)王者がアンソニー・オラスクアガ(26=米)が君臨しており、盛り上がりを見せている。

 飯村は「内容次第で今後のことが決まってくる。まずは目の前の試合をクリアする」と、世界ランカーのローレンス撃破に全力を注ぐ。
ローレンス・ドゥアムAG(比)50.7kg
 今回が初来日のローレンスは、100gアンダーの50.7kgで計量を終えた。ローレンスは「相手はパンチがあり、テクニックもあるが、ベストを尽くすだけ」と静かに闘志を燃やした。

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